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2009年12月 アーカイブ

2009年12月01日

明治を愉しむ。

いやぁ、昨晩は久し振りに頭に来たコトがありましてね・・・。夜中に居間で独りボーっとしてしまいました。遂に師走になってしまった。。。こんばんは、Himuです。

そんな時、ふと思い出したのが"坂の上の雲"を録画しておいた事。
日曜日、日本中を興奮の渦に巻き込んだ"内藤大助×亀田興毅"の裏でひっそりと始まった大河ドラマなんですが、皆さんご存知でしたか?
詳しくはコチラをご覧戴ければ良いと思いますが、この作品、数ある司馬遼太郎作品の中で拙が一番好きな作品なんですね。
先生にもよると思いますが、中高生の日本史の授業って、なかなか明治時代の詳細な掘り起こしが出来ませんよね。教えて戴いた歴史の先生には申し訳ないのですが、拙の場合もそうでした。だから、大政奉還から明治政府が設立される混迷の時代を殆ど理解していない状態で、社会人になってしまった訳です。
ただ、以前から日本史に興味があったのと、正直色々な雑誌を買うほど余裕が無かったし、実家を飛び出してしまった手前自宅にはTVすら無い状態だった(引っ越して半年は電話すらありませんでしたw)もので、図書館で司馬遼太郎の小説を借り営業の移動中や自宅で読み耽っていました。
司馬遼太郎の小説は長編が多く、しかも面白い!知識も広がるし、まさにコストパフォーマンス最高♪♪最初に読んだ"竜馬がゆく"で幕末維新に興味を持ち、次に読んだのが"坂の上の雲"でした。
"坂の上の雲"とは、後の陸軍大将・秋山好古、海軍中将・秋山真之兄弟、俳人として名高いその同郷の親友・正岡子規を中心に、明治という近代国家建設途上期の日本を背景として描いた長編小説です。昨日観たドラマ初回では、真之が好古の計らいで松山から上京した迄を描いていました。

司馬遼太郎の小説には熱心なファンがとても多く、"映像にするのが不可能"と言われたこの壮大な作品をどのように映すのか、期待と不安が入り混じっていたと思います。実際に見た方の意見には、「初回に飛ばし過ぎじゃないの?」的なものもありました。ただ、拙的には逆で、この作品のクライマックスである日露戦争をしっかり丁寧に描きたいが為の事と考えました。
このドラマは3年に渡り変則的に放映する予定となっており、今やっているのは日清戦争後、真之がアメリカへ、後に登場する親友・広瀬がロシアへ留学する迄を描くようです。
これからの進展を愉しみに、暫く読んでいなかったこの本を読み耽ってみるのも良いかもしれません。




多分、そんな時間無いな・・・。(号泣)
ドラマに見入ってしまった分、頭に来ていたコト等どうでもよくなってしまった(本当はどうでもよくないんだけど・・・)Himuでした。

2009年12月04日

名古屋弁へ愛をこめて。

師走に入りましたが、全然年末の気配すら感じないのはここ数年の仕様なんですかねぇ。今の日本にとって、歳時記という言葉は有名無実になってしまったのかな。別に何か憂いている訳ではないんですけどね。こんにちは、Himuです。

「名古屋弁よい印象」の地元市民、2割だけ(YOMIURI ONLINE)

たまたまニュースチェックしてた時に出て来た記事が気になったので取り上げてみます。
詳細は記事を読んで戴くとして・・・拙は(一応)生粋の東京人ですが、名古屋に地縁・血縁があるのは当Blogをご覧の皆さんは知っていると思います。更にリアルで拙に会った事のある方は、拙の言葉尻に微妙に名古屋弁が混ざるのもご存知かと思います。
一般的(か、どうか分かりませんが)に"べたな名古屋弁"というと、他地域出身の方は多分、現名古屋市長の名古屋弁だったり古くは"Dr.スランプ"のアラレちゃんやニコちゃん大王を想像されるのかな?

余談ですが、この間仕事の現場にて思わず出てしまった
「やってちょ。」
の一言にお客さまが敏感に反応wされて、突然真顔で
「ちょっとちょっと!ヒムさん(当然本名で言われてますw)ってアニメ好き?」
と聞かれ、何の事だか意味が分からずきょとんとしていたら、
「ほら!昔のアニメの・・・アラレちゃんの真似でしょ!!」
ああ・・・なるほどwと思いましたが、一応「ちょ。」が名古屋弁である事と何故アラレちゃんが「ちょ。」と言うのか説明しときましたww。意外と知らない人も多いのかね・・・。

因みに、名古屋に行けば誰しもが名古屋弁で話しているかというと大間違いでして、そこらへんが大阪と大きく違うトコでしょうか。それと、コレは関西弁も一緒ですが、他地域の人が聞けば同じに聞こえる名古屋弁も、実はかなり細分化されています。愛知県内で言うと大まかに先ず、尾張・三河で分かれ更に細かい地域で微妙に違うのね。
例えば嫁の出身地である愛知県瀬戸市は尾張。でも、同じ尾張の名古屋弁と微妙に違うので"瀬戸弁"と言うのね。しかも、同じ瀬戸でも地域によったり家系によったりで瀬戸弁が濃い方とそうでない方もいますし。一応本人の名誉の為書いておきますwが、嫁は殆ど名古屋弁(瀬戸弁)を喋りません。お義母さんは名古屋市出身バリバリの名古屋弁使いなので、嫁の育った地域性なのかもね。

ただ、これは方言の良さだと思って拙もわざと言っている側面があるのですが、相手に対してちょっと語気を強めて言わなきゃいけない場面で方言を使うと、その言葉には強い棘があっても微妙に和む部分があるでしょw。
例えば、先に出た「やってちょ」をその時の雰囲気でそのまま言うと「やってくれよ」。相手は拙より年長だし、お客さまも目の前にいる場面だったのね。結果、先の変な方向へと話しがいっちゃったけど、その場で上手く解決出来ちゃう訳で。

ただ、この記事の内容は、当の名古屋人の多くが名古屋弁に対してあまり良い印象を持っていない事が書いてありました。正直、とっても分かる気がする。
取り敢えず、名古屋市長のコメント「残念な結果。わしがもっとPRせないかん。ますます使命感が強まった」その強い使命感が、ある種多くのイマドキの名古屋人から良い印象を持たれていない事を認識しなきゃいけないと思うんだけどね・・・。
それと、名古屋の方の名誉の為に。
普段名古屋弁を使う人でも、「みゃあ」とか「だがや」とか言う人は少ないって言うか殆どいないと思うんだけど・・・。終了から相当な年月が経っていますが、「名古屋弁といえば・・・」というインパクトを世間に与えた、アラレちゃんはやっぱり偉大なのねw。

それでも名古屋弁に愛をこめて、Himuでした。

2009年12月11日

年末悲喜交々。

師走に入り、普段ただでさえ早く感じる時間の流れが更に早く感じる今日この頃。皆さんはどんな師走をお過ごしでしょうか?こんにちは、Himuです。

この時期になると今年の総決算的な話しが各所で聞かれますが、この一年間、拙の知らなかった色々な方の色々な話しを伺い知る事が多くなります。

例えば、喪中葉書。

毎年、必ず年賀状のやりとりをしている方でも普段なかなか会う機会が無い方も結構おりまして、この時期になると何通か必ず送られて来ます。拙ぐらいの年齢になると、残念ながら身内の方がお亡くなりになる事は決して珍しい事ではありません。
今年送られて来た何通かの葉書の中に、拙の後輩のものがありました。残念ながら、後輩の息子さんが十年という短い生涯を桜の散る頃に閉じられたとの事でした。
以前から、心臓に持病を抱えていた事を知っていたのですが、同じ子を持つ親として、この痛恨の事実は残念でなりません。この十年、後輩夫婦しか知らない苦労が色々あったのでしょうね。

又、この時期になると通常業務の他に、拙が名古屋から東京に帰って来て以来ずっとお世話になっている方々のお宅へ直接御歳暮の営業に伺っているのですが、とある営業先の奥様が九月二十九日に亡くなられた事を知りました。
この奥様は数年前クモ膜下出血で倒れられて以来暫く寝たきりの状態だったのです。その後、ご主人様の献身的な介護の甲斐があって車いすながらもデイサービスに行ける迄回復されたのですが、九月二十六日にそのデイサービスセンターで倒れられたとの事でした。御中元の時期にお伺いした際、奥様ともいつも通りの会話をしたのですが。。。残念でなりません。
ただ、一人になってしまったご主人様を心配されて息子様とお孫様が暫く一緒に住まう事になり、ご主人様も新しい生活に慣れて来た様子でした。

残念な話しばかりでなく、嬉しい話しもありました。

このBlogにて、以前脳出血で倒れた歯科医の友人の話しを書きましたが、その友人が臨床現場に復帰した事を知り水曜日に大学へ行き彼の診療を受けて来ました。彼は、利き手である右手に後遺症が残りましたが自ら左手一本で診療を続けながら、教え子さん達の診療にも立ち会いサポートしています。
本人曰く、会話も偶にどもる為色々と躊躇する事も多いそうですが、拙の診療中はまぁよく喋る事。こっちは口をずっと開けた状態で返答すらままならない状態だっていうのに、教え子さん達に拙の色々な悪い話しをある事無い事言いまくってました。やれやれ。。。
でも、お陰様で歯がスゴくスッキリしました。いつもながらどうもありがとう。

暮れゆく平成二十一年に色々な事を思った数日間でした。そろそろ拙自身のこの一年の総括でもしようかな。皆さんはどんな一年でしたか?Himuでした。

2009年12月15日

さて。

師走も丁度折り返し地点。先週より若干忙しさも和らぎましたが、まだまだ予断を許しません。正直、未だ年賀状の準備もしてないし、お世話になった方々への御歳暮も贈る事が出来ていません。。。こんにちは、Himuです。

さて、今日は皆さんにチョットお知らせがあります。

実は、このBlogおかげさまで次回丁度300エントリー目を迎えます。MOVABLETYPEの使い方を知る為に2007年1月から書き始めましたが、あれから足掛け3年早いものですね。
某アイドルさまのように1日に相当数の更新が出来る訳ではないのと、多忙さが裏目に出て以前のようにBlogとしてまともな更新が出来なくて、やれやれと思うことも多々ありましたが、1エントリーに対して極力拙なりに丁寧に書いてきました。
ただ、語彙力がなかなか伴わない為、Blogという特殊な媒体を通して書いてある事柄が本当に皆さんに伝わっているのか、若干懐疑的でもあるのですが。。。

毎度のことながら前置きが長くなりましたが・・・と、いうことで次回300エントリーをもちまして、この"HimuのNewBlog準備室(仮)"を終了したいと思います。

理由ですが、このBlogの当初の使命が終わったことと、Blogを書く為の時間がなかなか割けなくなってしまったことです。
只今、勤務する会社のHPを戦略的なモノにする準備をアウトソーサーと共に具体的に開始し、来年早々から本格運用する事と共に、本名にてお仕事+αのBlogを書くことになりました。そのBlogは当然ながらこのMOVABLETYPEを使います。
拙の本名をご存知の方は、検索すると既に幾つかのサイトが出て来ると思いますが、そのBlogもそのうち検索出来るようになるでしょう。その時は、是非ご覧戴けたら嬉しく思います。

取り敢えず今回はお知らせまで。年末ギリかもしれませんが、"HimuのNewBlog準備室(仮)"の最終回は、この1年の出来事とこのBlogの3年間を色々と振り返ってみたいと思います。
では、また次回。Himuでした。

2009年12月26日

長い間ありがとうございました。

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結局食指が動いてしまった・・・。6年振りに購入したLet'snoteはドライブ付のSシリーズにしました。新Let'sスゴイね!こんな小さな筺体ですが性能はめちゃ良いです。OSは7とXP両方付いてきたのですが、最初7を使ってみて慣れないインターフェイスで面倒に思ったので取り敢えずXPで使い始めました。年取るとなかなか新しいシステムへの対応が難しいですなw。
このBlogは今回で最終回。こんにちは、Himuです。

それにしても、このBlogを始めて色々な意味でネットのシステムと奥深さを知る事が出来ました。当初、慣れなかったり分からない事ばかりでしたがnniさんに協力して戴き、教えて戴くなかで色々な事を理解する事も出来ましたし。拙自身、このBlogを作る事自体に最初から目的がハッキリしていたので、意外と気楽に続ける事が出来ました。
ただ、どうしてもやらなきゃいけない事が多く思うほど更新出来なかったのは残念です。

このBlogのシステムが安定した頃から極端に更新頻度が悪くなっていますね。書きだした時期が丁度新しい分野へ異動したてだったので勉強しなきゃいけない事も多く、売上もあげなきゃいけないし、営業システムの構築もしなきゃいけなかったし。。。当然、ストレスも溜まるしボロボロな時期もありましたな。
3年前は禁煙してたのに今は普通に吸っているのも、その影響かと思います。世の同世代の人たちを見ていても大変なのは一緒だよね。

今年1年も色々ありました。
先ず、1月下旬にインフルエンザに罹りまして春先迄スランプに陥るという失態がありました。2月なんて酷いもので、入社して初めて個人営業売上0円を記録。良い時もあれば悪い時もあるのは分かるけど、その時はホントどうなるかと。。。
春過ぎて復調し、色々と多忙に。
それから年末の現在まで、ずーっと忙しさが続いている感じです。夏過ぎたあたりから、本格的なシステム構築を考え出しまして、具現化するのに少々時間が掛かりましたが、やっと今月に入りスタート。勿論、このBlogで培った経験を活かしています。

最初は、徒然撫魯倶から足掛け約6年続けてきたBlogを続けていこうとも考えたのですが、正直月に4回の更新もままならず、しかもここのところ書いている内容なんて役に立つどころか日記に毛の生えた程度の事だったし、あんまり意味ないかも・・・と、考えた訳です。
それでも、色々な場所で会った方に「HimuさんのBlog見てますよー♪」なんて言って戴ける事もあり、とても嬉しく思っていました。
取り敢えずこのBlogは閉めますが、又なんらかのカタチで機会があれば良いなと思っています。本当に今迄多くの皆さんに読んで戴いてありがとうございました。皆さんのコメントやメッセージが拙にとっての宝物です。

長い間ありがとうございました。


P.S.
遅ればせながら昨日、日頃お世話になっている方に"いつものアレ"を送付させて戴きました。年末ギリギリとなり申し訳なかったのですが、いつも通り楽しんで戴けると嬉しいです。
年賀状の準備も本日始めました。(遅っ!)元日は無理かもですね。ゴメンねー。